新しいかたち

ÉPISODE 2エプロンは生地づくりから

エプロンはオリジナルの生地を開発するところからスタートしているとか?
菊川
はい。
サルボ
すごいことですよね。
菊川
リネンアンドデコールをスタートした頃は、既製の生地を使っていた
のですが、だんだんこだわりも強くなり、生地からオーダーしたいと。
織物の勉強をして、今はCADで織りの図面を描いて工場とやり取りし、
オリジナルの生地を作って商品化しています。
今回は開発した生地の中から、サルボさんのイメージを考えて
サンプルをいくつかお持ちしました。
サルボ
おすすめの生地をいろいろ見せて頂きまして。
色は黒とグレーというのはすぐに決まりましたよね。
菊川
そうでしたね。その中で、縦糸と横糸で違う色を掛け合わせた
“メランジェ”と呼んでいる生地を選んでくださいました。
「アイスグレー」と名付けたものはグレーとホワイト、
「グロッシーブラック」と名付けたものはブラックとグレーの糸を
掛け合わせています。
リネンアンドデコールのエプロンの中では、最も太い糸を使用していますが、
織り方によってしなやかに仕上がり、自然な光沢となめらかさがあります。裏と表で生地の表情が違うのも特徴です。
サルボ
「アイスグレー」は少し光沢感があって、私の持つリネンアンドデコールさんの
イメージそのままのエレガントな印象。
「グロッシーブラック」はちょっとデニムのような雰囲気もあり、
男性にも違和感なく身につけてもらえるし、
女性でも私のようにキリッとエプロンを身につけたい方に
ぴったりだなと思いました。
裏もすごく素敵だから、動いた時にチラッと見えたらいいなとも。
菊川
ちなみに、「グロッシーブラック」はサルボさんが名付け親です。
サルボ
ただの“黒”だとなんだかしっくりこなくて・・・。
艶黒はどうかしら?と。それで提案しました。
次回 ÉPISODE 3「首が凝らないエプロン」の配信は11月22日です。皆さまどうぞお楽しみに!

コラボ商品の予約販売はこちらから