新しいかたち

ÉPILOGUE「NOTRE TABLIER」

菊川
サルボさんには、キッチンリネンセットのネーミングも考えて頂きました。
サルボ
夫にも相談し、フランス語で「N O R T E T A B L I E R」と。
訳すと「私たちのエプロン」です。
作り手となる「私」と、このエプロンを手に取り、使ってくださる
「あなた」がいることで完成する「私たちのエプロン」という意味です。
菊川
じんわり心が温かくなるような、素敵なネーミング。
サルボ
老若男女、年齢や性別を問わず、また背の高い方にも小柄な方にも、
たくさんの方にお使い頂きたいなという気持ちも込めて・・・。
菊川
いいですね!
今回、サルボさんにプロデュースをお願いした理由の1つに、
リネンアンドデコールに対して皆さんが抱いて下さっている
エレガントなリネンというイメージを、少し変えたいという思いもありました。
世の中のリネンに対するイメージが、決して特別なものではなく、
暮らしに寄り添う身近なものへと、確実に変わってきているのを実感し、
私たちももっともっと気軽に、さまざまな人に使って頂ける製品づくりを
していきたいと思いまして。
「N O R T E T A B L I E R」は、これまでエプロンでは
使ったことのない厚めの生地を使い、
サルボさんはもちろん、デザイナーの小橋さんの男性目線も加わったことで、
性別や年代問わず、さまざまな人に着て、使っていただける、
シンプルでかっこいいものになったと思います。
首に負担がかかりにくいから、五十肩のスタッフにも好評なんですよ(笑)。
サルボ
それは良かった。
エプロンは作業着。ユーザビリティはとても大切ですよね。
なるべくストレスがなく、つけ心地の良いものにしたいと思いました。
そして、さまざまな人に着けていただけるデザイン性も大切に。
毎日使うから何枚あってもいいですし、色違いでお持ちいただいても。
イニシャルも入れられるんですよね?
菊川
はい。オプションでイニシャルを入れて頂けます。
職人さんの手作業によるイニシャル刺繍は、リネンアンドデコールの
大人気オプションなんです。
サルボ
特別感があって、ギフトにもぴったりですよね。
菊川
ステイホームで料理をする機会が増えた旦那さまやボーイフレンド、
息子さんやお父さまにもぜひ。
もちろん、日頃お世話になっている友人たちやお母さま、
そして今年1年頑張った自分へのご褒美にも。
サルボ
厚手のリネンで作ったトーションは鍋つかみや鍋敷きにもなるし、
クロスはグラス拭きや野菜の水切りなどにも使えますから、
これからひとり暮らしをスタートする方や、ご結婚なさる方に、
このセットをお贈りするのもいいですよね。
菊川
そう思います。
まさにどんな方にもお使い頂ける「私たちのエプロン」。
サルボ
毎日どんどん使って頂いて、リネンが育っていくさまも
楽しんで頂きたいですね。

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